2017年5月14日 指導者のためのビジョントレーニング勉強会 4/4回目 大阪会場レポート

指導者のためのビジョントレーニング勉強会

◎日時:5月14日(日)

◎開催地:大阪府社会福祉会館(大阪市中央区)

◎講師:岸浩児(日本視覚能力トレーニング協会・理事)

◎レポート:斉藤義生

2017年より「より多くの方にわかりやすい内容で!」という目的で企画した4回シリーズの勉強会のファイナルである第4回目を5月14日に開催致しました。

指導者のためのビジョントレーニング勉強会

講師は今回も日本視覚能力トレーニング協会・理事であり、イプラスジム千里丘の代表として10年以上に渡り、お子様〜アスリート〜シニアのかたなど幅広い層の皆様に現場で指導されている岸浩児先生です。

今回はなんと会場に日本視覚能力トレーニング協会・理事長で元ボクシング世界チャンピオンの飯田覚士さんもお越しいただき、講義の前にご挨拶と合わせビジョントレーニングへの熱い想いを語っていただき、会場の雰囲気は盛り上がりました。

第4回目のテーマは「思考編」ということで、「視覚思考・論理的思考」などビジョントレーニングに関連する思考のあり方についての講義となりました。

後半の実践では各グループごとに、取り組みを行いディスカッションをしながら進んでいく、という内容で会場は笑いや「ほ〜ぉ」という感嘆の声に包まれ大盛り上がりでした。

最後の質疑応答・ディスカッションでは今回も受講者の方よりの質問などを受けましたが、岸先生から

指導者のためのビジョントレーニング勉強会

「今回紹介した、さまざまなトレーニングにはそれぞれの目的があるにはありますが、その目的に縛られてしまうと結果として子どもの変化に気づけなくなることもあります。何よりもまず子どもの変化をキチンと見てあげる中で、一番最適なトレーニングを提案できるよう、引き続き一緒に学んでいきましょう」

というようなまとめのコメントをいただいたのですが、これは言い換えれば「指導者が固定観念に囚われてしまうと、いくら良い取り組みでも意味をなさなくなる」とも受け取る事ができ、指導する立場の方は常に自問自答すべき普遍的な課題だと感じた次第です。

現代の情報社会を生きる人すべてにビジョントレーニングはさらに重要になっていくように思います。

また下半期にも勉強会を東京・大阪で開催しますが、今回お越しいただいた皆様の再受講も含め、多くの方と共に学び続けたいと強く感じた今回の勉強会でした。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

■■2017年下半期 勉強会日程

◎東京会場(東京都渋谷区渋谷)

・8月27日(日):第1部:両眼視編  第2部:周辺視野・動体視力編

・9月10日(日):第1部:感覚統合編  第2部:思考編

◎大阪会場(大阪市中央区谷町)

・11月12日(日):第1部:両眼視編  第2部:周辺視野・動体視力編

・11月26日(日):第1部:感覚統合編  第2部:思考編

※各会場、第1部が10:00〜13:00、第2部が14:00〜17:00です。

※1日に2つ(1つでもOK)のテーマについて受講できます。

★詳細はこちら

◎MWT協会 指導者のためのビジョントレーニング勉強会 特設ページ
http://mentalwellness.jp/vision/index.html