◎日時:2024年5月26日(前編)6月30日(後編)
◎開催地:大阪府社会福祉会館 会議室
◎講師:岸 浩児(MWT協会副会長・ビジョントレーニング推進委員会 委員長)
◎レポート:斉藤義生(MWT協会東京支局)
本年2回目の大阪でのビジョン2級講座も「学校教員」「放課後等デイサービス関係者」「一般の保護者」の方々を中心にご参加いただいたのですが、その中に「現役高校生」の兄弟が2人で参加してくれました。
この2人は小学校のころからウェルネストレーニング教室に通い、現在も基本的に毎週1回メンタル&ビジョントレーニングを学び続けている2人です。
今回は「指導者資格認定講座にもチャレンジしたい!」と遠路はるばる大阪まで来てくれました。
そんなメンバーでの今回の2級講座においては、ウェルネストレーニング教室の理念である
「自らのやる気=内発的動機を優先します
決められたプログラムを消化するのではなく、その時々で内発的に求めることを優先します。それが、一人ひとりにとっての最適な学びとなり、成長への最短距離となります。」
に基づいた岸先生による「受講者目線で、どのように成果を上げるのか?」という内容で、進んでいくのですが、やはり今回参加してくれた高校生の2人のおかげか、さらに指導者の都合ではなく「受講者=子どもと同じ目線で取り組むのか?」が明確に感じる講座だったような気がします。
最後の修了式での高校生の子からのコメントを聞いて涙腺が崩壊しそうになりました。
「発達に問題があると言われていた自分が実践してきて成果を感じているビジョントレーニングを今後、自分と同じ問題で困っている多くの子ども達に伝えていきたい!」
この仕事に関わって26年。
本当にこの仕事に関われてよかった!と感じた瞬間でした。
また他の参加者の方にも、大いに励みになったと思います。
まだまだ「ビジョントレーニング=健康な発達にかなり有効なトレーニング」というような認識が一般的ではないのでしょうが、現在の活動を通じて脳のトレーニングが普通にそれらの選択肢になるよう、頑張らなあかんなぁ~と、改めて心に火が付いた今回の講座でした!
今回ご受講いただいた高校生を始めその他の皆様、岸先生、スタッフの皆様ありがとうございました。