2017年8月27日 指導者のためのビジョントレーニング勉強会(東京会場)1/4、2/4回目 レポート

指導者のためのビジョントレーニング勉強会

◎日時:8月27日(日)

◎開催地:アットビジネスセンター渋谷東口駅前(東京都渋谷区)

◎講師:岸浩児(日本視覚能力トレーニング協会・理事)

◎レポート:斉藤義生

今回は初めての東京開催となりました!
また今回より皆様にご参加いただきやすいように4回シリーズの勉強会を、1日で2テーマずつ開催することとなりました。

講師は今回も日本視覚能力トレーニング協会・理事であり、イプラスジム千里丘の代表として10年以上に渡り、お子様〜アスリート〜シニアのかたなど幅広い層の皆様に現場で指導されている岸浩児先生です。

この日のテーマは「第1部:両眼視編」「第2部:周辺視野・動体視力編」ということで、いわばビジョントレーニングの入り口を学んでいただく内容となりました。

指導者のためのビジョントレーニング勉強会

岸先生は長年に渡るビジョン・メンタルの現場指導経験から、指導者目線ではなくあくまで「子ども・アスリート」などを中心とする受講者目線での指導をされる先生で、この日の勉強会も理論はもちろんですが現場での実践法や成果事例などをふんだんに盛り込んだ内容で受講者の皆様からの質問なども多くお伺いする事ができました。

今回ご参加いただいたのは主に以下の方々でした。

・スクールカウンセラー
・体操教室トレーナー
・特別支援学校 教員
・プロボクサー、トレーナー
・フィットネスクラブトレーナー
・一般の保護者
・大学院生(子ども心理学)
・幼児教室 講師
・小学校 教員

皆様から頂いたコメントを一部抜粋します。

・特別支援学校の教員です。緑内障で斜視のある生徒がおり、参考になればと思い受講しました。障害のない自分自身も目を完全に使えておらず効果がある事を実感しました。ぜひ指導にも取り入れたいです。

・目の使い方について詳しく知る事ができた。両眼視で見る事、自分の目の動きで苦手な所がわかった。

・非常にわかりやすく現場で早速使います!発達障害と言われている子へのアプローチとして職場の先生方への情報提供もできるので本当に受講して良かったです!

・具体的なお話が聞けて今迄あきらめていたことや落ち込んでいたことに対処できそうです。また指導に対する姿勢も勉強になりました。早速息子にできることから教えてみます。

・自分自身が目をキチンと使えていない事を改めて実感しました。今回教えてもらったトレーニングを現在取り組んでいるプロボクサー人生、選手生活に活かして行きたいと思います。

・野球をやっている子ども達に少しでも上手になってもらうためには・・と考え、辿り着いたのがビジョントレーニングでした。見え方がすべてに関係している事がわかったような気がしました。子ども達に喜んで取り組んでもらえるように動機づけしながら自分自身も含めトレーニングを実践していきたいと思います。

指導者のためのビジョントレーニング勉強会

先般テレビ番組で放送されていた「発達障害」がテーマの番組において「発達障害はこんなにも辛い」という内容がほとんどで、「何故、そうなるのか?」「どうしたら改善できるのか?」については、ほとんど触れられていませんでした。

もちろん発達障害を理解するという意味においては意義深い番組でしたが、同時に「ビジョントレーニングの認知不足」も感じた次第です。

発達障害だけではなく、より良く生きていくために現代の情報社会を生きる人すべてにビジョントレーニングはさらに重要になっていくように思います。

次回は9月10日に同じ会場で「第1部:感覚統合編」「第2部:思考編」を開催します。
9月10日からの参加も可能ですので、ぜひ興味をお持ちの方はご参加ください!

また大阪会場も現在申込受付中です!

◎大阪会場(大阪市中央区谷町)

・11月12日(日):第1部:両眼視編  第2部:周辺視野・動体視力編

・11月26日(日):第1部:感覚統合編  第2部:思考編

★詳細はこちら
MWT協会 指導者のためのビジョントレーニング勉強会 特設ページ
http://mentalwellness.jp/vision/index.html

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!