インストラクター講座は、協会が提供する12回コースの継続プログラムについて指導方法を学ぶ講座です。2014年の下半期から正式スタートしましたので、今回が第1回目でした。
午前は、プログラムの進め方に関する話を中心として、デモンストレーションも含めた講義形式。午後は、ワークを中心とした実践的な内容を基本に講座を進めました。
午後の前半は、インストラクター資格者である、カシオ労働組合の田端信一郎さんを講師にお迎えして「傾聴」をテーマとしたカウンセリング講座。受講者が、ある課題を与えられた上で、カウンセラー役とクライアント役に分かれた実践ワークを行い、相手の話を聞く時の態度などについて学びます。
午後の後半は、12回コースから一つのプログラムを取り出し、講師役を体験するワークショップ。あるテーマに従って、受講者から話を聞き出し、そこにMWT理論を結び付ける実践経験を積みます。
理論の理解は大切ですが、それを生活体験と繋げて如何に伝えられるか。やはり、自分自身がMWTを継続的に実践して、日々の受け止め方に意識を向けることが大切だと再認識する時間でした。