◎日時:9月6日(日)13:00~15:30(使い方講座)・16:00~18:00(研究会)
◎場所:大阪府社会福祉会館
◎講師
住友大我(首席指導講師・脳力開発研究所 所長)
◎レポート
斉藤義生(MWT協会代表理事)
今回より今までの講座内容を一新し、「使い方講座」と「研究会」を分けて、脳波バイオフィードバック装置をお持ちの方はもちろん、「脳波に興味をお持ちの方」「これから脳波に関して学んでみたい方」などにもご参加いただきやすい内容となりました。
今回は大阪会場での開催となり住友大我先生が講師を担当されました。
最初の使い方講座は、最初は「理論」ということで、脳波に関する基礎的な情報や最新情報をお伝えする中で改めて皆様に理解を深めていただきました。
その後の「実践」においては実際に1名に1台ずつ脳波BF装置を用意し、それぞれが脳波を測りながら、住友先生による分析ソフトの使い方を全員で一緒に進めながら質疑応答を行う、という非常にわかりやすい講座でした。私自身も今まで理解していたつもりの内容を新たに提示していただくことで、「ああ、そういうことだったんだ」と理解を深めることができた貴重な時間でした。
今回は「使い方講座」「研究会」のどちらかのみでの参加も可能でしたので、使い方講座のみの参加の方はここで終了。
その後、一旦休憩し次は「研究会」がスタート。
研究会では主に「計測データの分析を参加者全員で共有~ディスカッション」「2ch測定体験~分析」という、いわば測定したデータをどのように分析し、活用していくかを共有するという内容でした。
さまざま事例に対し住友先生が解説をするという流れの中で、参加者の皆様においては今後ご自身が計測~分析~トレーニングすることを想定しながらなのか、非常に細かくメモをとっておられる方の姿が印象的でした。
また2ch測定に関しては「2名間の脳波のシンクロ」と「2chセンサーを使用して左右脳のシンクロ」の2つのテーマで体験していただきました。
現段階では2ch測定に関しての多くの部分は仮説段階ではありますが、現在さまざまな分析~検証を開発者の志賀一雅博士が計測ベースで行っておられます。今後の展開が大いに楽しみです!
最後に住友先生より「脳波の計測を日常生活に活かして行くためにも、メンタルトレーニングはもちろん、それ以外であっても自分なりのエクササイズ法などの実践と計測の両面から取り組んで下さい」というコメントと共に今回の講座~研究会は終了しました。
以下、参加者の皆様よりのコメントより抜粋します。
■参加動機
・脳波BF装置をうまく使えているか確かめたかった。
・もっと脳波BF装置を使いこなしたいと思い参加しました!
・メンタルトレーニングと脳波の関係をより深く学びたかった!
・脳波に関する知識が浅いので勉強しさまざまな事を習得したかった!
・脳波BF装置は概ねきちんと使えてはいたが、さらに勉強したかったので。
■印象に残った事
・波形の見方と意味がよくわかった!
・さまざまな測定事例の内容
・7.8ヘルツの脳波の可能性
・2ch測定の詳細を理解できた!今後の展開を楽しみにしています!
・ノイズの調整やデータの編集など、かなりの機能があることを改めて感じた。
・アルファテックシリーズは研究~分析はもちろん「トレーニング=日常への活用」のために設計されていることを改めて実感しました!
次回の講座は11月8日(日)に東京・渋谷で開催します!
ご興味をお持ちの方はぜひご参加下さい!
◎脳波バイオフィードバック使い方講座・研究会の詳細
http://mentalwellness.jp/biofeedback/index.html
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。