月別アーカイブ: 2010年6月

2010年6月27日(日)MWT2級認定講座(東京開催)レポート

今回の参加者は16名。その内、過去の2級受講者からのご紹介が8名もいており、ご支持をいただけているとすれば、本当にありがたいことです。
ご紹介者が増えたことからも分かるように、以前から比べると講座内容についての知識を持たれている方も多かったようで、全体的に積極的な雰囲気を感じました。

ワークショップにおける読み上げも、こちらが驚くほどスムース。もちろん「難しい…」という声も聞かれましたが、ほとんどの受講者にとって初めての経験であることを思えば、充分すぎるほどの出来でした。また、お互いに意見交換をする場面では、(講座の進行上)止めるのを躊躇うくらいの熱心なやりとりが行われていました。

あとは、実際の使用まで繋がると理想的ですが、この講座自体で考えれば、少しずつ自然な流れが生まれているのかも知れないという気がしないでもない…そんな印象です。より充実した講座になるよう、私達も努力をしていこうと思いますし皆様にも活用しやすいご提示をしていかなければいけない使命感も湧いております。

参加して下さった皆様、ありがとうございました。
またご紹介いただいた斉藤和枝さん、石渡さんこの場をお借りして心からお礼申し上げます。

レポート:原 正樹

2010年6月20日(日) 一般社団法人ここね様 共同主催MWT2級認定講座レポート

一般社団法人ここね様 共同主催MWT2級認定講座レポート

第2回目のMWT2級講座を静岡県三島市の会場で実施、今回は1回目にご参加できなかった方中心に12名の参加者で遠くは沖縄から東は関東地域、そして七田チャイルドアカデミー三島教室の講師の方もご参加いただきましてとてもありがたく思いました。

今回も皆様、理事長福田様の活動に関係のある方々なのでとても勉強熱心で講座の方はとても進めやすく私たちも気持ち良く実施させていただきました。

エゴグラムも皆さんで見せ合い、ディスカッションをし、ワークショップも初めてなのに誘導もスムーズにされていてそしてなおかつ色んな気づきをまたディスカッションしてこれからも活用してくださることが想像できてすごくうれしく思いました。意識の高さにいつも感心させられるメンバーでした。

また今回はスペシャル企画として講座終了後、クラビオーラの演奏会で静岡に来られていた折重由美子さんをお招きして近くのお寺の境内で生ライブを開催するとのことで2回目は2回目で素晴らしい活動のなかでご一緒させていただくことができました。

皆さんも頭を使った後の演奏会でしたので疲れも吹っ飛び、とてもリラックスしてクラビオーラの音色に身をゆだねていたのではないかと思います。それぐらい心地いい演奏会でした。

その後、会場に戻り、折重さんも含め懇親会をおこない、食育の活動もされているので健康にいい食事に舌鼓を打ち皆さんと交流を深めて楽しいひと時を味わってきました。

本当に私たちへのおもてなしも含めあたたかくMWTを広めていただけるだけなくたくさんの歓迎をしてくださる福田さん本当にありがとうございました。前回受講の路子さん、永倫ちゃん、事務局長の光孝さん手厚いサポートありがとうございました。

次は1級資格取得講座を11月に開催予定です。また皆さんとお会いできることを楽しみにしています。

永倫ちゃんは今回、「3分間のこころざし」という書写集をだしました。MWTと同じで3分間の書写です。共通するものがとてもありそうでこれをきっかけとして私たちも書写を通じてのMWTもしてみようと思います。

2010年6月13日(日)MWT特別研究会(大阪開催)レポート

6月13日にMWT特別研究会が大阪(SCAビルセミナールーム)にて開催されました。参加者はMWT2級&1級認定者の8名で、13時にスタート。まずは志賀一雅先生よりMWTに関する最新トピックスについて1時間半ほどの講演がありました。
最初は小惑星探査機「はやぶさ」に関する話題。はやぶさは2005年に地球から約3億キロの小惑星「イトカワ」に着陸した後、土壌サンプルの採取に挑み、一時音信不通になったものの奇跡の帰還を果たしたというお話。関係者たちの強い思いと一体感がその奇跡をいかにして生み出したかについて語ってくださりました。

続いて、書籍「みんなの意見は案外正しい」から事例を引用しながら、多くの人の直感的な意見や感想は案外、的を得ていることを教えてくださいました。

その後は最新の脳波に関する研究について。最近は特に2者同時測定による脳波共鳴現象を研究されており、偶然とは考えられない脳波の同調の事例をいくつか紹介してくださりました。カウンセラーとクライアント、演奏者と聴衆、占い師とお客の間などに脳波共鳴が見られ、脳と脳とのダイレクトコミュニケーションが行われているのだろう、とのことでした。

志賀先生の講演終了後、休憩を挟み、私(浦谷)からもいくつかMWTに関する最新トピックスをお伝えしました。内容としては、

・安価な簡易型の脳波測定装置やそれを使ったゲームが日本でも発売開始されることから、今後脳波ブームが来るかもしれない。

・専門学校における2年にわたる調査の結果、MWTを週1回続けていた学生51名のエゴグラムの平均値がFC約1ポイントアップ、AC約2ポイントダウンとなり、ストレスを感じづらいタイプに変化した。

・MWTの朝礼導入に際して、3分でも長いというケースに対応して、1〜2分バージョンを作成し、複数人数が立ったままで実践する試みている事例がある。

という報告をいたしました。

その後、参加者の皆様から最近のMWTに関する実践状況の発表や話題提供をしていただきました。以下にいくつかの発表の概略を記します。

・セミナーや講演でMWTの「3つの脳力」の話とプログラムを使わせていただいている。足つぼ関係の講義の最初にMWTを10〜15分導入したところ、その講義を受けた学生たちは筆記試験で全国的にダントツトップの成績(平均点)で合格した。MWTの意義を理解し、自宅でも取り組んでいる学生の方が効果が高く、成績が優秀だった。

・プラス思考を心掛けたら、気持ちに余裕が出てきた。彼氏と2人でタバコをやめた。「卒煙」と呼んでいる。吸いたくなったときに深呼吸をして「平気、平気、なくて大丈夫」と思ったら無理なくやめられた。1ヶ月続いている。

→志賀先生は昔タバコをたくさん吸っていたが、最初「家では吸わないでいられる」と思い続けたところ家での禁煙に成功し、その後「いついかなる時でも、どんな場所でも吸わないでいられる」と範囲が広がっていって、遂には完全に禁煙することに成功したとのこと。

・塾講師をしており、授業の最初の5分間MWTを取り入れている。小学生は「よかった、ありがとう、と思いましょう」という言うと笑い転げるが、それでも素直に取り組んでくれる。中学生は必要性を説明するとすんなりと受け入れてくれ、まじめに取り組んでくれている。

・姪がフィギュアスケートをしており、練習前にMWTのCDを使って取り組みをしている。CDを聞いたときと聞かなかったときとでは体調が違うとのこと。また、メンタル面も強くなってきた模様。それと、カウンセリングやセラピーをしているが、特に何もしているわけでもないのに最近クライアントからの評判がよくなってきた。

→志賀先生より:本番で実力を発揮するには「無心」になるのが効果的。そこで、練習のときはよく考えて練習し、本番では考えずに「無心」で動くのがうまくいく。しかし、本番でも色々と考えてしまう人は多い。同様に脳波共鳴も「無心」がポイントのようである。

・月1回ほど7〜8名で勉強会をしている。その参加者から「奥さんにお弁当を作ってほしいとずっと思っていたら、一言も口には出さなかったのに自分から作ってくれるようになった」という感想をいただいた。

最後に志賀先生からまとめの言葉をいただき、17時に研究会は終了。その後、有志による懇親会も開催されました。懇親会は研究会とは違った趣きの話題で盛り上がり、盛況のうちに会を終えることができました。

者の皆様、志賀先生、そしてスタッフの皆様、ありがとうございました。

レポート:浦谷 裕樹