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2011年8月26日 寝屋川市立和光小学校にて実施! メンタルウェルネストレーニング(MWT)教員研修レポート ~小学校で初めて導入されるMWTその他の脳力トレーニングプロジェクト~

メンタルウェルネストレーニング(MWT)教員研修レポート

メンタルウェルネストレーニング(MWT)教員研修レポート

この度、寝屋川市立和光小学校を訪問し、MWT監修者である志賀一雅博士による教員研修を行いました。この研修を行った理由は「2011年9月より全校児童に向けてのMWT導入が決定」したことにより、その内容を教員の皆様にご理解いただき、今後の指導に活かしていただくためです。研修は約2時間と短時間ではありましたが、志賀博士の講義内容に、会場は大いに盛り上がりつつ、懸命にノートを取っておられる方も多く、今回の取り組みに対しての意識の高さを垣間見る事ができました。

また講義の中で志賀博士から伝えられたビジョントレーニングに関しても、「子どもの発達」という観点で興味をお持ちの先生方もおられ、最後に行った質疑応答においては、さまざまな質問が飛び交う中、予定時間となり止む無く終了しましたが、「3ヵ月後をメドに再度研修を実施したい」という志賀博士よりの提案に、喜びの表情を浮かべられた皆様の笑顔が印象的でした。

講演終了後も別室で校長先生の丸山涼子さん、教頭先生の宮崎浩太郎さん(このプロジェクトの担当者)やその他の教員の皆さんとディスカッションを行い、今後に向けてのビジョンについて意見交換を行いました。
具体的な今後の予定としては、9月からまずはCDを活用して全校でプログラム導入するにあたり、トレーニング成果を共有するため「小学生向けエゴグラム」を新たに制作し、全校児童にご実施いただく予定です。そして一定期間を経た後にその内容を確認した上での教員研修を行うという内容です。またビジョントレーニングの導入なども視野に入れ、打ち合わせをしながら、可能な限り、学校でプログラム実施をご検討いただく予定です。
その後、学校よりご報告いただいた内容によりますと、丸山校長、宮崎教頭と教育委員長との会談の中で、「ぜひそんなに素晴らしい取り組みであれば、もっと多くの学校で実施できるよう検討しましょう!」というお話で、大いに盛り上がったとのことです。
今回のプロジェクトの成功には学校や教員の皆様はもちろん、保護者の皆様のご理解が必須となります。小学生の健康な発達と能力をさらに伸ばすための素地作りを、相互協力の下、今回のプロジェクトで実現したいと思います。和光小学校教員の皆様、当日ご参加いただいた関係者の皆様、ありがとうございました。

レポート:斉藤義雄(イプラス脳力開発トレーニング協会)

2011年5月21日 (土) 志賀一雅博士による保護者勉強会レポート ~七田教育でメンタルウェルネストレーニングを活用!~ 七田チャイルドアカデミー札幌教室

2011年5月21日 (土) 志賀一雅博士による保護者勉強会レポート

0歳児からの幼児教育。心と脳を育てる七田式プログラム」で有名な七田チャイルドアカデミーの札幌教室に通っておられるお母様方を対象とした「保護者勉強会」を志賀一雅博士が講師を担当されることになり参加させていただきました。講演タイトルは「ママのためのメンタル講座・・・イライラを5分で切り替えよう!」という内容です。

子育てにおいては楽しい反面、悩みはつきもの。その中で保護者の皆様がしつけなどが思い通りに行かず、結果として「お子様を叱ってばかり」になってしまいストレスをご自身で抱えこんでしまう・・・という課題をお持ちの保護者の方々に「メンタル(ウェルネス)トレーニングを活用し、まずはご自身が心穏やかに毎日を過ごすための方法」を志賀博士からお伝えする、ということで今回の企画となりました。

しかし、志賀博士が最初にお伝えしたのは「七田教育の中心的なメソッドである『リラックス→集中→イメージ化』が子育ての基本である」という内容でした。保護者がその基本に再度立ち返り「まずはご自身がリラックスした状態で、自分に起る事をプラスと捉え、良いイメージを持つ→満足感に浸る」というメンタリティを身につけるトレーニングを実践することでご自身が心身ともに健康になる。そしてお子様もご家族も、その影響を受けるということをお話されました。

私の所感ですが、保護者の方は「七田教育で自分の子どもに良くなって欲しい!」という思いをお持ちになられるのは、ごく自然な事ではあっても「自分自身が活用することから、子どもと喜びを共有する」という意識は比較的低く、ともすれば「自己犠牲」的な子育てになってしまっている方も結構おいでになられるのかも知れないと思いました。

講座の内容は、志賀式メンタルトレーニングの基本である「意識とホルモンの関係」や「寝る時や朝起きた時、食事の際の意識の持ち方」などをわかりやすく解説されており、保護者の反応として「日頃、子どもが実践している七田教育が自分自身にも役立つことを理解、実感できた」というような雰囲気を感じました。

またご家族で実践していただくことで期待感や満足感の意識が高まり、日常生活において「良い所を見つけるアンテナの感度が上がる」という方向に変わり、ストレスが気にならず、むしろ良いストレス(励み)に変わるということをお話されました。それが結果として「うまく気持ちの切り替えができる脳の反射となる」という事に皆様大いに頷いておられました。

今回の講座では、参加者の皆様が交流分析(エゴグラム)を実施されましたが、ほとんどのお母様がFC<ACとなっており、ストレスをため込みやすい傾向が出ている結果が見られました。志賀博士から1人1人に一言コメントも行い、無意識思考、行動からご自身の今の状況を把握するのに、とてもお役立ていただけたようで、今後の自分自身の課題やトレーニング内容をご理解いただける講座になったのではないかと思いました。

最後に志賀博士が現在進行形で研究を重ねている脳波のことにも少し触れ、七田教育で実践している「抱っこ法」は、単なるスキンシップというだけではなく「お子様とお母様の脳波がアルファでシンクロすることで、気持ちが通い合う」という、抱っこ法の有効性をお話しされました。

特に印象に残った志賀博士の言葉は「お母さんがアルファ波の状態で子育てするというのも大事ではありますが、お子様は自然とアルファ波がたくさん出ている。なので、お母様がお子様からいい影響を受け、結果としてお子様がお母様のヒーラーでもあるのです。」というものです。これは現代の子育てにおいて本当に重要なテーゼだと思います。

七田教育の理念である「認めてほめて愛して育てる」を、「脳の働き」や「脳波」の見地から、改めて知っていただく事で、「今の自分にとって何が大切かを理解できた!」という気持ちになっていただけたとすれば、こんなに嬉しいことはございません。ぜひたくさんのもっと多くの七田ママ、パパそして講師の皆様に聞いていただきたい今回の講座でした。

レポート:原 正樹(㈱日本脳力開発研究所 東日本営業本部)