月別アーカイブ: 2014年8月

2014年8月21/22日「船井総研 研究会全国大会 (経営戦略セミナー) 」レポート

船井総研 研究会全国大会(経営戦略セミナー)

8月21・22日の2日間に渡り東京品川で開催された「船井総研 研究会全国大会(経営戦略セミナー)」においてブースを展示させていただきました!初日は2300名、2日目は1700名と大盛況の中、多くの方にMWTを知っていただくことができました!
MWT協会からは志賀会長、住友副会長、斉藤が参加し、2日間に渡り興味お持ちの様々な企業の皆様方とコミュニケーションをとることができました。

■企業に向けてのMWTの現状

MWTは現在、多くの方にさまざまな形でご参加いただいておりますが、「文部科学省委託事業」からのスタートというMWTの成り立ちからか、やはり学校関係者の方々が多く、いわゆる「一般企業の皆様」においては、「さまざまな課題はあるのだが、他にやらなければいけない事が山積みで、なかなか時間を割くことができていない」という声をよく頂戴します。

船井総研 研究会全国大会(経営戦略セミナー)

■「うつ病(精神障害)」と「労災保険」の関係

業種、業態によって異なるかとは思いますが、メンタルヘルスの問題は年々増加していますが、予防も含めたその対策はまだまだ認知が低くMWTも然りです。ただスタッフの皆さんが実践できる環境を創ることができれば様々な面での改善が可能になることは過去の導入事例からも明らかです。

【精神疾患の労災請求件数、労災認定件数】

労災請求件数  労災決定件数(注) 労災認定件数   労災認定率
2013年度   1409件    1193件    436件     36.5%
2012年度   1257件     1217件     475件     39.0%
2011年度   1272件    1074件     325件     30.3%

(注)労災決定件数とは、当該年度内に業務上(支給)又は業務外(不支給)いずれかの決定を行った件数で、当該年度以前に請求があったものを含みます。

1998年に精神障害での労災認定基準が定められ、精神障害に起因する労災請求件数は、年々増加しており、平成25年度(2013年度)では、1409件と前年度より152件、約12%の増加となり、過去最高となりました。

一方、労災認定件数では、平成25年度(2013年度)では、 436件と前年度より39件の減少となり、4年ぶりの減少と なりました。それでも前年度に引き続き400件台です。

この結果、平成25年度の労災認定率は、36.5%となり、約3人に1人が労災認定されています。

労災請求件数が過去最高となったのは、平成23年12月に精神障害に係る労災認定基準が改正されたことも一因と考えられます。

船井総研 研究会全国大会(経営戦略セミナー)

■今後に向けて

今回のブース展示において、多くの経営者の方のご意見をお伺いし改めて「企業におけるMWTの推進」が必要だと強く感じた次第です。
MWT協会からの講師派遣なども含め、企業においてシンプルにMWTを導入していただけるよう、お手伝いをして行ければと思います。
ご来場いただいた皆様、スタッフ関係者の皆様、ありがとうございました!

レポート:斉藤義生(MWT協会代表理事・委員長)

2014年8月25日(月)六中校区夏季小中合同研修会 MWT研修 大阪会場レポート

教職員研修

開催日時:8月25日(月)14:00~15:30
会場:東北コミュニケーションセンター、第六中学校(大阪府寝屋川市)

この度、MWT協会認定インストラクターの北口良平さんによる研修が大阪府寝屋川市で、教職員研修として約120名の教員を対象に実施されました。

この研修は昨年も実施され、本日の受講者の約半分は昨年の受講者、そしてもう半分は今回が初めてという方々が対象でした。

この日は北口さんの指導プログラムのタイトルは

「子どもたちの元気とやる気を引き出す方法」

という、メンタルウェルネストレーニング(以下MWT)を中心とした内容でした。

教職員研修

研修の最初の部分ではMWTの基本部分をおさらいも含めて共有し、参加者の皆さんのムードが盛り上がってきた中でさまざまなトレーニングを実践しました。

北口良平さんは現在芦屋大学やジュニアバスケットなどで指導をされている現役のコーチという事もあり、MWTのノウハウと共にすぐに使えそうな現場指導でのさまざまなコツや実践方法を受講者の皆さんに伝えられ、多くの方が集中してメモなどを取っておられました。

3人一組でのグループワークではまず「よかった~ありがとう報告」を行いましたが、このグループも同じ学校の教員の方ではなく、できるだけ違う学校の教員の方同士でグループを組んでもらい実践するようにしたせいか、雰囲気が徐々に盛り上がって行く様子を目の当たりにする中で「こんな効果もあるんだ!」と改めて気づかせていただきました。

最後の取り組みであるテニスボールを使った実習では、一段と盛り上がり終了時間が来ても熱気冷めやらぬ雰囲気の中で研修会は終了しました。

教職員研修

この日はMWT協会の認定講師3名の方に同席していただき、研修を見学していただきましたが、みなさん一様に今後のMWTプログラムの活用に向けての大きな刺激になったようで、その後さまざまな意見を交換させていただきました。

六中校区夏季小中合同研修会の運営事務局の皆様、北口良平さん、本当にありがとうございました。

レポート:MWT協会 斉藤義生

2014年8月24日(日)ビジョントレーニング指導者集中講座 大阪会場レポート

ビジョントレーニング

現在MWTにて定期開催しております「ビジョントレーニング指導者集中講座」ですが、今回は7月13日に引き続き大阪で開催させていただきました。

前回、残念ながら日程が合わずに参加できなかった方なども含め満席となり今回も関心の高さがうかがえました。

ご参加いただいた方は以下の通りです。

・体育教師
・小学校教師
・特別支援学校教師
・スポーツインストラクター
・福祉施設経営者、スタッフ
・幼児教室講師
・一般の保護者
・少年野球コーチ

合わせていただいたコメントを紹介します。

ビジョントレーニング

・少しずつ学校周りでも「ビジョントレーニング」という言葉を聞くようになりました。ただ教材だけが独り歩きしているのも現実でしたが、今日学んだ粗大運動がいかに大切か、また三半規管と固有受容の恩恵についても知ることができてよかった。

・「粗大から微細へ」という原則が大切であることを、発達の段階を意識することの大切さを知ることができて本当によかったです。

・今日の講座を受講し、今後現場でトレーニングの流れを自分で作って行くのにとても役立ちます。ありがとうございました。

・目の動きが集中の様子や字の形に関係しているとは思っていたが、身体の使い方を学んでいない事の悪影響が解読されて納得!

・子どものスポーツという観点からとても興味がありました。感覚がうまく身についていない子どもを見てきて、ぜひ自分もこういった指導でフォローしたいと思っています。

・学問をやるうえで体や目の使い方などの基本が大きくかかわっていることを意識する事が出来た。生徒への対応の中でまた意識をしていきたい。

・子どもの指導はしていましたが目からのトレーニングは意識したことがなかったので、本日はとてもためになりました。

・とても内容の濃い講座でした。今後、発達分野のみならず、中途障害の方にも使用していけるトレーニングかと思いました。

・わかりやすく実技を交えた講座で実際に使ってみようと思います。ありがとうございました。

・ビジョントレーニングについておおよおどういうものであるかがよく理解できました。学校現場でなかなか難しいと思われる子どもたちの中にはこういうことが原因しているのではないか・・・いろいろと採り入れてみたいと思いました。

ビジョントレーニング

講座終了後も様々な質疑応答を行いましたが、やはり現代の教育においてビジョントレーニングの不可欠性を改めて感じた一日でした。
引き続き、多くの方にビジョントレーニングを知っていただけるよう活動を進めたいと思います。

今後の開催日程と場所は以下の通りです。

★10月12日(日)東京会場(北区赤羽)
★10月26日(日)北九州会場(小倉駅すぐ)
★11月9日(日)大阪会場(中央区谷町)
★12月7日(日)東京会場(新宿区)

※北陸会場は現在日程を調整中です。

◎詳細はこちら
http://mentalwellness.jp/vision/

ぜひ引き続き多くの方にご参加いただきたいと思います。

ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

レポート:MWT協会 斉藤義生

2014年7月27日(日)ビジョントレーニング指導者集中講座 福岡会場レポート

内容貴雄

7月27日、福岡にてビジョントレーニング指導者集中講座が開催されました。

皆様、職場での活用や、現時点での問題点など、しっかりと目的をもって参加しており、
大変熱心に受講されておりました。内藤先生の話にも自然と力が入ります。

あっという間の4時間で、お伝えしたいこと、学びたいことが、まだまだたくさんお互いにある感じで終了となりました。

地元でのビジョントレーニング講座の開催を希望される声もいただき色々な現場での、このトレーニングの必要性を強く感じました。

新たなセミナーのご案内を(勝手に)お約束して講座を〆させていただきました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

レポート:MWT協会 本松英治